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●激情系/スクリーモ、あるいはskramzの決定打となり得る会心作20'sのスタンダード誕生!
■現行の激情ハードコア/スクリーモで最重要バンドと目されているFRAIL BODYの最新作。
■2017年イリノイ州ロックフォードにて結成。3枚のEPとスプリット2作を経て2019年にDeathwishと契約し、1stアルバム『A Brief Memoriam』をリリース。早くからTOUCHE AMOREやLOMA PRIETAを発掘してきたDeathwishの審美眼と本気の猛プッシュに後押しされ、2019年を代表する傑作として各所で激賞され た。
■本作はレコーディング自体は2021年春に完了していたものの、コロナ禍での活動制限とアートワーク制作進行の遅れからスケジュールが大きくずれ込んだ。1stよりもカオス度が更に高まり、ブラック・メタル的なブラスト・ビート+トレモロ・リフの連射と展開に次ぐ展開の目まぐるしさ、トリオ編成の間合いを生かした王道オルタナティヴ・ロックの如きアンサンブルが相俟って、ダイナミズムに拍車が掛かる。惜別の悲しみと迷いを希望に変える絶叫は圧巻。スクリーモというよりも00年代初頭のカオティック・ハードコアに近い様相だ。概念は何となく浸透しながらも実態と代表作が見えづらい'skramz'の決定打となり得る会心の仕上がり。
■日本先行発売(intl: 3/29)、日本盤のみ『A Brief Memoriam (Live)』全6曲を全世界初フィジカル・フォーマット化し、ボーナス・トラックとして追加収録。
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