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●三好誠(rumania montevideo)とLitsuko(ex少年ナイフ)による日本発オルタナユニット1stアルバムが世界同時リリース! 90年代〜00年代のエッセンスがふんだんに盛り込まれた轟音ノイズギターロックにして超ポップでメロディアス! グランジ、オルタナ、shoegazer、power pop、guitar pop 、UK rock好き必聴。
■収録曲:
1.She:Litsukoのボ-カルが爽やかなメロディアスギターポップ。今これほど正統派ギターポップを鳴らすバンドがはたしているのか。アルバム「mppp」の1曲目は意外にも轟音ノイズなし。この裏切りこそがオルタナユニットmophing peopleの真骨頂。
2.We Can Make It Right:重いbigmuffギターに16ビートが絡みつく初期スマパンのようなサウンド。これにLitsukoのボ-カルが合うんです。
3.I Don't Care:adultswimのコンピに参加した楽曲、複雑なノイズが絡み合う、最もオルタナティブな曲。
4.anytime:Travis, ColdplayなどのUKギターロック直系の哀愁溢れるサウンド。サビでは轟音ギターにLitsukoのコ-ラスが加わり独特の広がりを見せる。正直、誠のボ-カルは何がいいたいのかよくわからないが雰囲気はある。これほどシンプルでいいのかというほどシンプルだが、だからこそ何度も聞きたくなる。
5.be myself:例えばMudhoneyなどの90年代グランジ、オルタナのざらつき感にパワ-ポップのメロディアスなエッセンス。Veruca Salt好きにおすすめ。しかしこれほど曲全体にわたってギターのフィ-ドバックノイズがはいったポップソングが他にあるだろうか。それがBe Myself。
6.Love is a lie:フィードバックノイズから始まる勢いのあるグランジサウンド。「愛なんて嘘」だというシニカルな歌詞が印象的。
7.ハローグッバイ:リツコフェイバリットの唯一日本語歌詞を使ったギターポップ。アルバムに1曲は日本語の歌詞を入れたいというLitsukoの希望から敢えて日本語の歌詞になった。タイトルはビ-トルズのHello, Goodbyeからつけた。
8.Never Ending Song:これは三好誠が住むcountry sideの空気をたくさん吸いこんで作ったTeenage Fanclubのようなほのぼのとしたギターポップ。最初のギタ-のジャカジャ-ン!を聴いた瞬間にLitsukoは歌詞が閃いた。「愛なんて嘘」だというときもあれば「終わらない愛」を歌うときもあるのだ。Litsukoはメロディの赴くままに歌詞を載せているだけだから。
9.Fades Aay:これは三好誠とLitsukoが最初にセッションした曲であり、ユニット結成のきっかけとなった曲である。これによりLitsukoのボ-カルが三好誠のノイジーかつ轟音のギターに乗るという基本路線が完成した。4つのコードしか使っていないとは思えないほどメロディアスな感じ。少しDinosaur Jr.やWeezerっぽい感じのshoegazer,オルタナパワーポップ。
10.It's All Right:アルバム最後を締めるのはSonic Youthのような怪しいギターコードからRadiohead直系の盛り上がりを見せるラストにふさわしい壮大な一曲。
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