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・海外有力メディアが激賞、スワンズやクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジといった名立たるミュージシャン/アーティストから寵愛を受け、直々にツアー・サポートとして指名される新世代ゴシック・クイーン「チェルシー・ウルフ」の2015年作品。
ゴシックな世界観を強調しながらも、曲としてのキャラクターはたとえ装飾を削ぎ落としたアコースティック・スタイルで演奏しても揺るがない魅力を放つ。また彼女のキャラクターをそのまま反映させたドレスやアクセサリーを身に付け、数多く発表するアーティスト写真はファッション界でも注目を浴びている。<br>
バンド・メイトで不動のパートナー: ベン・チゾルムと書き上げた11曲は、エレクトロニクス・テイストを大胆に注入した前作『ペイン・イズ・ビューティ』での路線を踏襲しながら、よりダーク且つメタリックな作風を取り入れた野心的且つ風格すら感じさせる内容。ダークさにヴァリエーションをもたらしたと言えばいいだろうか?
プロデュースを手掛けたのはジョン・コングルトン。セイント・ヴィンセントを手掛けグラミー賞を受賞したのをはじめ、モデスト・マウス、クラウド・ナッシング、シガー・ロス、クラップ・ユア・ハンズ・アンド・セイ・ヤーという名立たるアーティストを手掛ける才溢れる若きプロデューサー/エンジニア。チェルシー自身の作曲センスとベンのアレンジ力を下支えしながら、細部まで緻密に作り上げた印象だ。加えてゲストとして昨年衝撃の初来日公演で噂以上の実力を見せたロシアン・サークルズからマイク・サリヴァンが参加している。 ※日本盤のみボーナス・トラック収録。
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