コメント:(memo)
●童謡×ポストロック!
誰もが知っている、誰も聞いた事のない「うた」がここにあります。
童謡や民謡をシティポップス、ポストロック的に演奏する事で話題になった注目のバンド「キヲク座」。
これまで「色あはせ」(2015年)、「遊山」(2017年)2枚の作品をリリース、無名なバンドであったにも係わらず、彼らの音楽の素晴らしさに気付いたシカゴ音響派として知られるジョン・マッケンタイアや、日本を代表するマスタリングエンジニアであるセイゲンオノが、2作品ともに制作に参加。
それらの作品を聴いた菊地成孔や堤幸彦らに大絶賛され一気に注目の存在になりました。この「第一集」はその2作品から選りすぐったベスト盤。
■菊地成孔:日本の童謡をアレンジなんて、どのシャンルでやったって全部ダッセエじゃん。と、信じて疑わないアナタ(実はワタシもそうだったんですが)。聴いてみて下さい。腰が抜けるので。
■堤幸彦:なんだろう、この透明感は。そして、DNAに直接聴こえる“音”の刺さり。昔からよく知っているような、いや、一度も聴いたことがないような、、縁日と近未来な硝子の都市が交錯するような、、まるで “耳が待っていた帯域” に自然にスネークインする音。こんなすばらしい仕事をする人が日本にもいるなんて。捨てたもんじゃない。
■山崎ゆかり(空気公団) :どこか知っている音楽が、新しさをたずさえて戻ってきました。そこで私は深呼吸したくなる。すうーと自然に、ゆっくりと静かに。
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