コメント:(memo)
・キュートな音の食獣「Foodie」!
まさにAll You Can Eatな何でもありのサウンドのレシピを少しだけ公開すると、ギターポップ200CC、エレクトロパンク1缶、往年の渋谷系とハードコアそれぞれ80グラム、適量で夫婦漫才を加えとろ火で煮込んだものに少量のダブをお好みでふりかける。という感じだろうか。楽曲によってめまぐるしく担当楽器や曲調を変えてくる。一つのコース料理としてはバッチリアクセントが効いているのだ。打ち込みトラックを使用する曲もあれば、シンプルなバンド編成で演奏する曲もある。
バラエティに富んだスーパーカラフルな楽曲群を前にすると、豪華なホテルのバイキングにおいて豪奢な前菜もそこそこに、ついついホテルカレーに手を出してしまう、あの抗いがたいポップさを感じられるはず。そうそう、彼らはよくライヴの曲間でカレーにまつわる小話を披露したりする。五感を刺激しまくる高性能ストレンジポップを畳み掛けるそのはざまの箸休めのようなものなんだろう。こんな雰囲気も含めて、好きなだけのこのサウンドを味わいつくしていただきたい。
収録曲:A1. All You Can Eat B1. ピアスホールとワインの赤と
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