コメント:(memo)
・Doctor and the Crippensのディスコグラフィー第二弾は、89年にMANIC EARSからリリースのラストアルバムにして最高傑作と称され彼等の存在を決定づけた一枚となった2ndアルバム「RAPHANADOSIS」!
US経由のUKらしいSPEED CORE THRASHの完成形とも言えるスピードを増したサウンドに、STOP & GOを多用。一曲ごとの完成度、細かなスタイルに囚われないなんともにくいワン・フレーズをブチ込むだけで変貌する曲の数々!そしてなにより全曲通じてデイヴのドラムが冴えまくる!手数云々じゃない音のヌケには驚く。ヴォーカルの狂気度は若干薄れた気もするが、バンドサウンドとしての集大成が随所に表れているのを聴くと、再評価するにはこのアルバムじゃないか?ってくらい色んな発見ができる。勿論メロディック好きにもハッとするようなギターフレーズを取り入れた曲など逸品だ。そして正規音源としては初出しとなる89年の2回目のピールセッション7曲、89年作LATE UK重要コンピレーション『NORTH ATLANTIC NOISE ATTACK』 収録曲4曲、89年作“AVANT GARDENING”12″の4曲を収録。より展開が複雑に、そしてタイトにスピードを上げたTHRASHサウンドは彼等の最高傑作!ユーモアとメロディーを消さずUSハードコアの影響を受けつつもやはりイギリスの血は消さないオリジナリティー溢れる曲の数々は必聴です!
※89年のバーミンガムBarrel Organでのフルショウを収録したボーナスCDR付(名曲のオンパレードで内容最高!!!) カラーVINYL2枚組+同内容のCDも付いています!
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