コメント:(memo)
・近年のアメリカーナに通じるアコースティック・テイストも取り入れた漆黒のサウンドが高く評価され、畏敬の念をもって語られるバンド「アース」のメイン・マン、ディラン・カールソンのソロ作!
本作は、第64回ベルリン国際映画祭でプレミア上映された、同名西部劇/映画のサウンドトラックとして制作したアルバムで文字通り19世紀のアメリカ風景を想起させる、映像喚起型の音楽。
アースのエイドリアン・デイヴィス(Ds)のサポートを受け2人で作り上げたものでバンド・サウンドから距離を置いているだけで、トータルな方向性はアースでのそれと合致する。ふっくらとたゆたう音、爪弾かれるギターのドローン・ノート。ゆったりとしながらもどこか鋭く濃い影を帯びた巨匠の独創さは、交流のあるビル・フリゼールにも通じる。ギター・プレイヤーとしてのディランの魅力を余すところなく堪能出来る1枚。日本のみの発売です。
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