コメント:(memo) ※在庫切れです※・ 1972年8月27日、ドラムに村瀬茂人、ベースに加藤義明を迎えて初めての公の場でのライブで初のワンマンライブとなった京都円山音楽堂でのライブは、京都のイベント集団『MOJO WEST』が全面的にバックアップ、渡辺楽器の協力によって大型のPAシステムを導入、フェンダーのアン400PSを3台のヘッド、9台の大型スピーカーで使用、そして後方には大型のミラー板20枚が張られ、赤い絨毯が敷き詰められており、機材費的な面も含め破格的な規模のステージが組まれ会場外に漏れるほどの大音量で演奏された。オープニングアクトを含めて午後2時から7時までと告知されていながらメインの村八分が満員の観客の前に登場したのは8時頃だったと言われている。 強烈なアレンジのイントロでスタートするオープニング「あやつり人形 」、他の音源では聴けないメドレーアレンジでの「ぐにゃぐにゃ」〜「機関車 25」、同じく他の音源とは全く異なるアレンジの「馬の骨」などスリリング極まるパフォーマンス! 物凄い量のスモークが立ち込めるステージを舞うチャー坊の姿はジャケットに使用された写真で確認できる。また不適な笑みを浮かべレスポールカスタムを弾く姿が印象的な冨士夫など当日の映像は『三田祭 1972』のDVDで僅かながら確認することができるが、今回2種類の音源をミックスしリマスタリングすることによって暴力的とも言えるそのサウンドがより生々しく再現されている。 この日のライブは昨年12月にリリースされた『京都会館第一ホール』と同様に2005年に限定リリースされた『村八分BOX -LIMITED EDITION-』(廃盤)に初収録されましたが、発売後間も無く完売、長らく入手困難となっていた音源で、今回は16年ぶりのリイシュー、初の単独リリースとなります。今回のリイシューではBOXで使用した音源とは別に録音されたカセット音源を、より状態の良好なテープを発掘し新たにデジタル化、ダメージ箇所を修復、既存のマスターテープとミックスしデジタルリマスタリングを施しています。BOXに収録されたものはモノラル録音でしたが本作ではステレオ収録されたテープをミックスしており、奥行きのある音像で屋外の大会場に爆音で響き渡るサウンドをよりリアルに感じ取れる作品に生まれ変わっています。 ノイズ除去などマスター修復作業を含め、鬼才エンジニア中村宗一郎(ピースミュージック)による最新リマスタリングで収録。 ■収録曲:1.あやつり人形 2.鼻からちょうちん 3.夢うつつ 4.あっ! 5.どうしようかな 6.ぐにゃぐにゃ 7.機関車25 8.水たまり 9.のうみそ半分 10.にげろ 11.ドラネコ 12.馬の骨