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・ポスト・メタルの筆頭にして最終形態のロシアン・サークルズ2019年アルバム!
彼等はインスト・バンドながらコンパクト且つ起承転結が明確な楽曲構成と耳に馴染み易いメロディを持ち合わせており、キャッチーな代表曲も数多い。弦楽器の2人がルーパーや多くのエフェクト・ペダルとサンプリングを駆使することでトリオ編成とは思えないブ厚いレイヤー・サウンドを聴かせ、屈強かつグルーヴィなドラムが楽曲を引っ張る。そのアンサンブルの強さはこれまで一度だけ実現した来日公演でも証明済、そのパフォーマンスは伝説化している。
前作同様カート・バルー(コンヴァージ)がレコーディングを手掛け、彼との共同作業の中で初めて地元シカゴにあるスティーヴ・アルビニ所有のエレクトリカル・オーディオ・スタジオにてベーシック・トラックを録音。オーヴァー・ダブとミックスはカート運営のゴッドシティにて行った。ブ厚いサウンドとプロダクションは、正に風格を感じさせるもの。ダークな世界観、徹底したリフ志向、ブラスト・ビートも導入しての新機軸!
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