コメント:(memo)
●群雄割拠、静岡HARDCORE PUNKの生き字引「カマラーダ」が難産の末に漸く生み出したフルアルバム!
この作品は本当に長い時間温めてきたものだ。もう何年も、途切れ途切れにではあるが少しづつ歩を進めてリリースに至る事が出来た。 完成までの道中にレコーディング最中のメンバーチェンジなどもあったが、物事を進める中で当然のように紆余曲折はあるものだ。 でもその全てを音に落とし込む事が出来た今作は、遠回りの道にも意味があったのだと思わせてくれる作品に仕上がった 。
ベーシストの脱退によってボーカルのmoriがベースを兼任し、その分メンバー三人がそれぞれメインボーカルを取るスタイルに変更。 音楽は引き算が重要だとはよく言ったもので、逆に多彩な表現を生み出す事に成功した。ストレートアヘッドなTHRASH HARDCOREの中に"静岡らしさ"を残した彼らの持ち味は失われてはいない。何年も前に標榜した「HARDCORE PRIDE」は色褪せる事なく彼らの中にあった。
一際目を引くアートワークはお馴染みのZUKKARTWORKによるもの。関わった全ての人間の本気が詰まった今作を是非手に取っていただきたい。
収録曲:01.パワーコードドライブ 02.覚醒 03.MOTHER 04.錆 05.自作の不自由 06.〇と× 07.権利と義務 08.世界に1つだけの花 09.噛み合う歯車 10.セメント 11.運命
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