コメント:(memo) ●限定500枚再プレス! 『作詞をレッツゴーズMieが、作曲をノッカーズあつしが担当した共作 曲「ORANGE ROAD」。それをそれぞれのバンドのアレンジで2バージョ ン収録。レッツゴーズは得意のコーラスワークで、ノッカーズはツイ ンギターの絡みで、互いの持ち味を十二分に発揮してどちらも「らし い」かつ、似て非なる仕上がりに。共通の趣味である古いロックンロ ールとラモーンズ的初期パンクのテイスト全開の王道ナンバー誕生。 さらに旧作ナンバーをアコースティックギターメインのアレンジにし て共にセルフカバー。レッツゴーズの「MISTER BABY」は一本のマイク に向かって3人『せーの』で演奏し一発録り。まさにそのときの空気ご とレコーディングした作品。ブラシやピアニカを加えたアコースティ ックアレンジも、一発録りも、今までの全音源の中で初めての試み。 普段とはひと味違うTHE LET'S GO'sが味わえるレアナンバー。ノッカ ーズはライブで人気の「ONE WAY SONG」を。ガン歪み&激ハモりなオリ ジナルのドライブ感は皆無。鼻をほじりながら唄ってるような気の抜 けた感じがまた一興。 三つ目のお題は互いのカバー。ノッカーズはレッツゴーズの名曲 「mirrorball」をまさかのインストゥルメンタルでカバー。グレッチ にツインリバーブという今までのノッカーズには無かった50's R&Rサ ウンド。これ誰が演奏してるの!?てなります。そして最後にはいつ もの鬼のディストーションで締めくくる、レアなカバー。レッツゴー ズは、ノッカーズのファッキューアティテュード150%のパンクロック ナンバー「THAT'S ALL」をカバー。レッツゴーズのイメージや、オリ ジナル楽曲たちのポップさとは裏腹に、巻き舌でぶん投げまくるチン ピラ唄いが痛快。しかしここ数年のライブでの男らしいブッぱなし具 合を考えれば違和感は全く無く、レッツゴーズ流パンクロックサウン ドに仕上がっている。 ノッカーズは去年の全県ツアー〜フルアルバムリリース、からのレコ 発ツアーの真っ最中に。レッツゴーズも今年頭のアルバムリリースか らの長期ツアー、続くUSツアーからの帰国後に、間髪入れずに今作の 制作に取りかかった。たったの3曲づつではあるが、空中分解しかねな いほどのバンドとしてのスピード感や舵取りの方向、変わっていいと ころ、変わらないところ、いろんな面で、ありのままの2016年を詰め 込んだ快作。』