コメント:(memo) ※在庫切れです※・スペインが誇るインダストリアル・ユニット「エスプレンドー・ジオメトリコ」と日本のキング・オブ・ノイズ「非常階段」。 遠く離れた地で30 余年も独自の音楽活動をつづける2つのバンドが奇跡の邂逅!2013 年に東京で、ただ1度だけ行われた圧巻のスペシャル・コラボレーション・ライヴを収録。これはスペイン・日本交流400 周年記念の年に行われた文化交流の貴重なドキュメンタリー・アルバム。 ■エスプレンドー・ジオメトリコ(ESPLENDOR GEOMETRICO) 1980年当時まだ10代だったArturo LanzとGabriel Riaza、Juan Carlos Sastreの3人によって結成。バンド名は「幾何学的な輝き」を意味し、イタリアの未来派詩人マリネッティのエッセイより引用。 「工場の音を再現する」というコンセプトの下、プリミティヴなインダストリアル・ノイズ作品は瞬く間に話題となった。その後、サスト レが脱退しランス、リアサの2人組となり、数々の作品をリリース。どの作品も限定発売のため今日では高価なプレミアム価格で取り引き されているものも少なくない。 彼らのサウンドはシーンに多大な影響を与えたと言われ、パン・ソニック、エイフェックス・ツイン、オウテカらとの共通性を論ずるものが後を絶たない。 また現在ではリアサは脱退。北京在住のランスと、ローマ在住のサヴェリオ・エヴァンゲリスタ(Saverio Evangelista)の2人組で活動している。 ■非常階段 1979年に京都でJOJO広重と頭士奈生樹によって結成された、世界最初&日本最初のノイズバンド。大音量+即興演奏という基本コンセプトのもと、四半世紀以上にノイズ演奏を続け、「キング・オブ・ノイズ」という異名で国内外に名を知られている。1980年に頭士脱退後、現在もメンバーであるT.美川が参加、ほかにも多数メンバーが参加し、1980-1982年頃はステージで破壊的なパフォーマンスを展開するライブを行い、全国的に知名度をあげることになる。80年代後半にはJUNKO、コサカイフミオが正式メンバーとなり、この4人にゲストを加える形でのライブが続くが、2004年に柴田奈緒がドラマーとして参加している。1982年に発表されたアルバム「蔵六の奇病」はインディーズ史上の名盤であり、ロングセラーを続けている。海外でのライブ公演も多く、イギリスやアメリカ、スペインなどからも作品のリリースもある。 2009年、30周年を迎える。ドラムに岡野太加入。